カタログを超えた!と言われる病院ホームページの写真撮影

先日撮影させていただいた歯科医院さんの写真はとてもレベルが高かったです。
現場でも院長先生とスタッフさんの間で「参考に用意した医療カタログ写真を超えてる!
これは奇跡の一枚だね」というお言葉をいただきました。

持ち帰って納品用データを作っていると余計に冷静に観察できます。
「先生の写真はカウンセリング中の笑顔と、治療中のプロっぽいコントラストがとても良い!」

実際に医療系分野の仕事をしている人は比較的写りが良いのです。

もうひとつの理由は当カメラマンの仕事が商業メディア専門だからです。
じつは10年間以上も一般の記念写真は撮っていません。

例えば2005年頃までは私のメインの仕事は、テレビCMやゲームソフト業界(ソニー、任天堂、マイクロソフトの三大プラットフォームは全て案件に参加させていただきました)でした。

写真を撮ればいつも広告写真をメインに撮っています。
つまり1回限りの記念写真で終らない、制作現場にジャッジされる環境にいます。

さらに言えば現代のカメラで写真が綺麗に写るのは当たり前のことです。
今のカメラは人工知能入りです。毎年毎月進化してます。なんとカスタムCPU入りです。
画像処理エンジンのみならず動作制御系もすごい神経を持っています。人間より頭良いかも(笑)

昔の私がポケットマネー全部出して買っていたPOWERマッキントッシュのCPUなんて、今では携帯電話や車に入っているのです。しかも携帯でもデュアルCPUは普通。車ではCPU6個入りなんてのもあります。
(ちなみに製造プロセスが進化しているので、同等のCPUでも見えないほど小さな省電力CPUになっています。進化するとある日突然見えなくなり、汎用品として至る所に存在します。)

漠然と「訴求力」などと呼ばれる技術が存在します。
21世紀になってもやはりこれが広告写真のカメラマンが仕事を続けるテクニックです。
コマーシャルフォトは並んで競争した時に、相手の目に留まり選んでもらうのが目的です。
現場経験だけでは実用的な知識が身につかないのでマイナーな書籍も取り寄せて読みます。
CG制作時代は海外の業界からも生の反応をもらえるのが貴重な体験でした。

米国流ポートレートテクニックを使って、現場の女医さんやナースさんにヘアメイクスタイリストを付けてスタジオ照明でモデル撮影することもありますが、いつも良い写りです。
ただモデル本人が慣れるまで少しだけ待てばいいのです。

真剣なお客様は更に写真の水準が上がります。
照明はプロモデルに使う専用ライトを持ち込みますので、普段の仕事の通りにしていただければバッチリです。

今月もメディカル分野の撮影が続きました。放射線機材関連から病院スタッフまで撮りました。
普段からモデル写真撮影に慣れていますが、病院ホームページのスタッフ写真でもかなりの写りです。

投稿者:河本純一(カメラマン・UMデザイン since1995)


福岡(九州の博多)で製薬会社の導入事例パンフレットの表紙撮影


福岡(九州の博多)で製薬会社の導入事例リーフレットの表紙撮影です。

企画内容は現役の看護士さんがモデルです。
やや難しい条件です。仕事帰りのナースさんをプロのヘアメイクがモデルに変身させます。
私がお願いしたヘアメイクさんはテレビ番組などを担当する撮影メイクのプロなので安心です。

ところが打ち合わせ時点で心配なことがありました。問題は撮影場所と時間です。
勤務帰りに撮影をお願いするので、モデルのナースさんに負担がかからない方法を依頼されました。
その条件は「勤務している病院の近くで撮る事」。

これは難題です。まず福岡はフォトスタジオが少ない。
しかも全身の撮影で1人のモデルが衣装とヘアメイクを変えて2役で登場します。
会議室などは空間は十分でも机が床に固定されているところも多いのです。

でも、とうとう見つけました。病院から直線で行ける近さで撮影条件にも合う博多駅前の新築ビルです。
なんと当時はまだビル看板も無く、地図にも載っていませんでした。

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関係者は全員含めて7名ほど。余裕の広さで助かりました。
スタジオ機材も持ち込んで撮影は時間ギリギリで終了です。
ミーティングしてヘアメイクして少し大掛かりなインタビュー撮影といった感じです。
モデル写真の水準は良く出来ました。これはヘアメイクと照明に妥協しない結果です。

フォトスタジオより新築の会議室の方が緊張しない雰囲気で良かったとも思います。
その後もこのクライアント様には医学学会の撮影でお世話になっています。

投稿者:河本純一(カメラマン・UMデザイン since1995)



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