「デジタルカメラの機能」と「コマーシャルカメラマンの職能」にはあまり関連性が無い。

昔(少なくとも1970年代)から近い将来にカメラマンという職業は無くなるという話がありました。
理由はAI(人工知能)による自動化です。21世紀のデジタルカメラはPCが内蔵されているロボットです。
組込みコンピューターなので汎用性はありませんが、一昔前の高価なデスクトップPCと比べても処理速度は劇的に速いです。

ちなみに2010年の今でさえ職を追われるはずの私(カメラマン)にはAI脅威論は関係ありません。
理由はAI(ロボット)にできる仕事は全て投げて、人間にしか出来ない仕事をしているからです。
私は毎年デジタルカメラを買いますが、部分的には人間より賢いくらいの思考能力を内蔵しています(笑)
しかし頭が良いパソコンだけで、ビジネスの現場でパーフェクトな対応が出来るのか?って話です。

マーケットにライバルが存在する以上、技術が進化した余力は全て競争に消費されます。
誰でも買えるデジタルカメラを使っても相変わらず同じ土俵での競争が続きます。

カメラマンはジャンルも多い分野です。第3次産業だから当然です。専門性の幅も非常に大きいです。
「デジタルだからプロが必要ない」のは技能も評価も必要ない最低レベルでの話でしょう。

20世紀と違って現代は広告費が無駄かどうか測定可能です。現実に私も測定されています。
「デジタルカメラの機能」と「コマーシャルカメラマンの職能」にはあまり関連性が無いのです。

2010年3月追記
投稿日2008-05-09 投稿者:河本純一(カメラマン・CGデザイナー: UMデザイン since1995)



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