デジタルデータは長期的な信頼性は低い。

私は仕事では100%完全にデジタルカメラに移行済み。

そこまで使ってみてフィルムの意外な利点に気づく。
画質については置いといて…、

何よりも第一にハードコピーとしての存在。信頼性、耐久性。
フィルムや印画紙は長年経っても変退色しても存在は消えない。
久々に昔撮ったポジを見ると当たり前のことにすごく感動する。
可視光線を通してそのまま観賞できる。存在感の強さ。

デジタルデータは長期的には信頼性がない。自分は1995年からデジタル専門の仕事をしているので分かる。
特に自分で焼いた光学ディスクの信頼性の低さ。
CDはともかく初期のDVDではメディアによって読み取り不能のものが出てきてる。
当時6万円もした内蔵ドライブを買って焼いてからわずか数年でこの有様だ。
安物のメディアは色素の変化が早いらしいが手持ちの有名メーカー品でもエラーしてるものがある。
DVDとCDは同じサイズのディスクなので高密度でとても傷に弱くデータが脆い。

貴重なデータや大切な自分の写真を残したい。
そう思うならCDやDVDメディアも長期保存用のものがあるのでそれを買うべきだ。
それでも読み取り機械やOSそのものが消える問題は未解決だが…
これは全然架空の笑い事じゃない。すでに現実に起こってる。

2008-05-05 投稿者:河本純一(カメラマン・CGデザイナー: UMデザイン since1995)

以下は転載記事です。
ついにフィルムカメラ市場終焉 CIPAが統計発表停止 (転載元リンク)

フィルムカメラの時代が完全に終わろうとしている。

 カメラや映像機器メーカーの業界団体であるカメラ映像機器工業会(CIPA)は、フィルムカメラの生産・出荷台数の統計の発表を停止した。

 CIPAは毎月、デジタルカメラとフィルムカメラ、カメラ用交換レンズの生産・出荷台数を発表していた。しかし、2008年4月に発表の2月分統計から、フィルムカメラの数値を空欄とした。

 デジタルカメラに押されフィルムカメラの人気低下は著しい。前月の統計では、生産が1580台(約4600万円相当)、出荷は1万1573台(約1億7200万円相当)と、寂しい数字だった。

 CIPAには、「集計値が一定数を下回った場合などに発表の対象としない」といった内部規定がある。2月分からはその規定にひっかかってしまったのだ。

 CIPAの統計は日本のメーカーに限っているが、海外工場での生産分を含んでいる。また、日本のメーカーが世界シェアを独占していることからも、市場縮小は世界全体のことといえる。01年に国内出荷台数でデジタルカメラに抜かれてから、7年で統計発表自体が停止に追い込まれた。

「最近はフィルムカメラの新製品も登場せず、統計への問い合わせもほとんどなかった。1昨年からは、数字が小さいために、それまで行なっていた生産・出荷の予測作業もできない状態だった」(CIPA関係者)

 CIPAは今回の停止につき特にコメントをしていない。統計表の下に、規定に満たなかった旨が記載されているのみだ。そのため、特にニュースにもならなかった。

 世界中の人びとに愛されたフィルムカメラだが、その終焉はひっそりと訪れていたのである。

(『週刊ダイヤモンド』編集部 清水量介)

Copyright (C) 2000-2008 UMデザイン:河本写真事務所 All Rights Reserved.